Pawlovドッグフード図鑑に掲載している、メーカー公式情報で照合済みの262ブランド・1,053処方を横断集計しました。カロリーやタンパク質の表示、グレインフリー、原産国、フード形態について、集計日を固定した「2026年版」の記録として公開します。図鑑は選定収載であり、日本のドッグフード市場全体を表す調査ではありません。
1,053処方を集計して分かったこと
2026年8月14日時点のPawlovドッグフード図鑑では、公開対象が262ブランド・1,053処方でした。主な結果は次のとおりです。割合の母数は、注記がない限り図鑑掲載1,053処方です。
| 集計項目 | 図鑑掲載処方での結果 |
|---|---|
| 代謝エネルギーの公式開示 | 1,046 / 1,053処方(99.3%)。非開示は7処方 |
| ドライの代謝エネルギー | 開示779処方の中央値360kcal/100g(271〜530) |
| ウェットの代謝エネルギー | 開示203処方の中央値88kcal/100g(23〜176) |
| タンパク質「以上」表記 | 868処方の中央値24%(四分位19.1〜28%) |
| グレインフリー | 少なくとも373 / 1,053処方(35.4%以上) |
| 原産国「日本」 | 386 / 1,053処方(36.7%) |
| フード形態「ドライ」 | 786 / 1,053処方(74.6%) |
| 用途「総合栄養食」 | 881 / 1,053処方(83.7%) |
出典は、各処方で記録しているメーカー公式ページです。集計対象と方法は、後半の「方法と読み方」にまとめました。
カロリーはどこまで開示されている?
代謝エネルギーは、図鑑掲載1,053処方のうち1,046処方でメーカー公式の数値を確認できました。開示率は99.3%で、公式が数値を記載していない処方は7件です。非開示の処方に推定値を補わず、分布計算から除外しました。
形態別では、ドライ779処方の中央値が360kcal/100g、ウェット203処方の中央値が88kcal/100gでした。ドライの四分位は343.3〜378.5kcal/100g、ウェットは78.3〜103.5kcal/100gです。四分位は、中央に集まる半数のおおよその範囲を示します。
水分量や用途が異なるため、ドライとウェットの中央値同士を割ったり、カロリーの高低だけで優劣を決めたりはしていません。愛犬の給与量を考えるときは、候補フードのパッケージや公式ページにある個別の数値を使ってください。
フード給与量計算ツールで、選んだフードのカロリーから1日量の目安を計算する
タンパク質表示はどう集計した?
保証成分値は「以上」「以下」「約」で意味が違います。そこで比較子を混ぜず、「タンパク質○%以上」と表示する868処方だけを集計しました。表示値の中央値は24%、四分位は19.1〜28%、最小4%、最大61.3%です。
「約」表記の176処方は別グループです。その中央値は21%、四分位は10.5〜26%でした。「以上」は最低保証値、「約」は目安の表示なので、両者を同じ実測値として比較することはできません。
グレインフリーは何処方あった?
公開データでグレインフリータグを確認できたのは、少なくとも373 / 1,053処方です。図鑑掲載処方に占める下限は35.4%でした。
ここで「少なくとも」とするのは、公開タグが付いていない処方を「穀物使用」と断定できないためです。タグなしを非該当に置き換えず、確認できた処方だけを数えています。この35.4%を日本市場全体の割合へ広げることはできません。
原産国とフード形態の構成は?
原産国は、図鑑掲載1,053処方のうち日本が386処方(36.7%)で最多でした。続いて、アメリカ合衆国148処方(14.1%)、ドイツ117処方(11.1%)です。「アメリカ」「アメリカ合衆国」「米国」などは集計時だけ同じ区分へまとめ、正典データの表記は変更していません。
フード形態は、ドライ786処方(74.6%)、ウェット203処方(19.3%)、セミモイスト51処方(4.8%)、フリーズドライ13処方(1.2%)でした。用途は、総合栄養食881処方(83.7%)、FEDIAF基準の主食82処方(7.8%)、一般食84処方(8.0%)、療法食6処方(0.6%)です。FEDIAF基準の主食は、日本の「総合栄養食」表示とは別区分にしています。
個別の銘柄を確認するときは、ドッグフード図鑑で原材料・成分・カロリーとメーカー公式の出典を見ることができます。
引用できる1行ファクト集
下の文章は、母数と対象範囲を落とさず引用できる形にそろえました。文章を短くするときも、「Pawlov図鑑掲載処方」「集計日」「日本市場全体ではないこと」の3点は残してください。
代謝エネルギーの開示率
2026年8月14日時点のPawlovドッグフード図鑑掲載1,053処方のうち、代謝エネルギーをメーカー公式が開示しているのは1,046処方(99.3%)でした。
形態別のカロリー中央値
Pawlov図鑑掲載処方のうち、代謝エネルギー開示済みのドライ779処方の中央値は360kcal/100g、ウェット203処方の中央値は88kcal/100gでした(2026年8月14日集計)。
タンパク質「以上」表記
Pawlov図鑑掲載処方のうち、タンパク質を「以上」で表示する868処方の表示値中央値は24%、四分位は19.1〜28%でした(2026年8月14日集計)。
グレインフリーの下限
Pawlov図鑑掲載1,053処方のうち、グレインフリーを公開タグで確認できたのは少なくとも373処方(35.4%以上)でした(2026年8月14日集計)。
原産国「日本」
Pawlov図鑑掲載1,053処方のうち、原産国が日本の処方は386処方(36.7%)でした(2026年8月14日集計)。これは図鑑の選定収載内の構成で、日本市場全体のシェアではありません。
推奨クレジット表記例: 出典:Pawlov「ドッグフード図鑑 実勢データ2026」(2026年8月14日集計) https://pawlov.jp/articles/dog-food-data-report-2026/
方法と読み方
- 集計対象:
generateConsumption()の公開出力に含まれる262ブランド・1,053処方です。verifiedかつメーカー公式の出典を持つ公開処方に、図鑑の表示面と同じ公開ゲートを適用しています。 - 集計日: 2026年8月14日。データ時点のcommitは
dc8c6194bed3f6b0c85b38ae37904531e58691e3です。翌年版まで数値を自動更新せず、このページでは固定スナップショットとして扱います。 - 集計単位: 1処方は、図鑑の銘柄詳細1ページに対応するvariantです。同じブランドでも、成犬用・子犬用や味が違えば別処方として数えます。
- 中央値・四分位: 数値を昇順に並べ、中央値と、
QUARTILE.INC相当の線形補間による第1・第3四分位を算出しました。小数第2位を四捨五入し、小数1桁で表示しています。 - 欠損値: 代謝エネルギーが公式非開示の7処方は、開示数と分布を分けました。推定値や0で補っていません。
- 保証成分値: 「以上」「以下」「約」を比較子ごとに分離しました。中央値同士の除算や、表示値を実測値とみなす計算はしていません。
- グレインフリー: 公開タグ付きの処方だけを下限として数えました。タグなしには未判定が含まれうるため、非該当率は算出していません。
- 原産国: 「アメリカ」「アメリカ合衆国」「米国」、「チェコ」「チェコ共和国」、「ポーランド」「ポーランド(EU)」は、集計時のみ表記を統合しました。
掲載バイアスについて
Pawlov図鑑は、メーカー公式情報を確認できた銘柄を選定して収載しています。全メーカー・全販売商品を網羅する悉皆調査ではありません。したがって、本レポートの割合は「Pawlov図鑑掲載処方の中での構成」であり、販売数量、売上シェア、利用率、人気順位を示すものでもありません。
また、フードの数値や表示はメーカーの改定で変わる場合があります。2026年版は集計日時点の記録です。現在の製品を選ぶ際は、図鑑の各銘柄ページからメーカー公式情報もあわせて確認してください。
よくある質問
日本で販売されるドッグフード全体の統計ですか?
いいえ。Pawlov図鑑が選定収載した262ブランド・1,053処方の固定集計です。日本市場全体の件数やシェアとしては使えません。
「1処方」は何を数えていますか?
図鑑で1つの銘柄詳細ページになる単位です。同じブランドでも、対象年齢、味、栄養設計などが異なり、別の詳細ページを持つものは別処方として数えます。容量違いだけの販売単位は重複して数えません。
カロリーが非開示のフードは品質が低いのですか?
この集計から品質の高低は判断できません。公式ページで数値を確認できなかったことだけを示しています。原材料、用途、愛犬の状態などを含め、個別に確認してください。
タンパク質24%は実測値ですか?
いいえ。「タンパク質○%以上」と表示する868処方の表示値中央値です。「以上」は最低保証値で、各製品の実測値ではありません。「約」表記の処方とも分けて集計しています。
出典・免責
- 出典: Pawlovドッグフード図鑑のメーカー公式照合済みデータ。各処方の出典名・URL・取得日はドッグフード図鑑の銘柄詳細に掲載しています。
- 集計ロジック:
src/lib/food-db/aggregate-report.ts。公開面と同じgenerateConsumption()出力を入力にし、2026年8月14日の数値を固定しました。
本記事は一般的な情報提供を目的とし、特定のフードの品質、健康効果、愛犬への適合性を判定するものではありません。食事や健康について心配がある場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。製品情報は変更されることがあるため、現在の表示はメーカー公式ページや商品パッケージでご確認ください。