犬とレンタカーで出かけるなら、車の空きだけでなく、犬の同乗も予約時に確認しましょう。トヨタレンタカーもニッポンレンタカーも、ペットの同乗には事前の予約が必要です。ケージを用意して当日連れていくだけでは、利用できないことがあります。

この記事では、2社の公式案内と同意書を基に、予約前の確認を整理します。対象は一般のペットとして同乗する犬です。補助犬は両社とも別扱いのため、ここにある通常のペット条件を当てはめず、利用先へ確認してください。

予約前に比べる、2社の条件

2026年10月4日に確認した案内です。次の金額はペットの同乗料金で、車のレンタル料金全体ではありません。

確認項目トヨタレンタカーニッポンレンタカー
同乗の申告予約時にペット同乗を連絡利用営業所で事前予約。ネット予約後は出発営業所へ電話
犬の大きさ体重10kg以下。70×90×75cmのケージに入る大きさ体重10kg程度まで。70×90×75cmのケージに入る大きさ。サイズは目安で、商業車などは営業所へ確認
対象車種W・V・SUVクラスのみ同乗スペースを確保できる車種。地域・営業所で異なる
ケージの置き場所ラゲッジスペース(荷物を置く空間)ラゲッジスペースまたは後部の床
下に敷くシート利用者が用意営業所で渡されるものを使用
同乗料金2,200円(税込)/回550円(税込)/1貸渡し
同意書店頭で用意される書面に署名公式サイトからダウンロードし、署名したものを当日持参する案内あり

出典:トヨタレンタカー「ペットの同乗について」、ニッポンレンタカー「ペット同乗についてのご注意」。

ケージは両社とも利用者が用意します。表のクラス名だけで、希望する店舗・日時の車を確保できるとは限りません。犬とケージの条件を伝え、利用する車で受け入れられるかを確認します。

ネットで車を予約すれば、犬も乗せられる?

ニッポンレンタカーは、ネット予約後に出発営業所へ電話するよう明記しています。予約完了メールが来た段階で、ペットの手配まで終わったとは考えないでください。同乗予約がなければ、車の利用を断られる場合があります。

トヨタレンタカーは、予約時のペット同乗の連絡が必要です。予約方法を問わず、犬を連れていくことと、対象クラス・ケージの条件を伝えます。入力画面で扱いが分からない場合は、そのまま当日を迎えず利用店舗へ確認しましょう。

犬連れレンタカーの確認順序。犬とケージの大きさを把握し、利用営業所と車種を確認して、ペット同乗を申告し、同意書と持ち物を準備する。ニッポンレンタカーのネット予約は予約後の電話が必要
車を押さえる手続と、犬の同乗を伝える手続を両方確認します。ニッポンレンタカーではネット予約後の電話までが必要です。

ケージがあれば、どの車種でもよい?

どの車種でもよいわけではありません。トヨタレンタカーはW・V・SUVクラスに限定しています。ニッポンレンタカーは、犬の同乗スペースがある車種に限り、地域・営業所で取扱いが変わります。

ケージを置く場所も、後部座席と決めつけないようにします。2社の指定は上の表のとおりです。手持ちのケージの外寸を測り、荷物も載せる予定を伝えて、指定場所に置けるかを確認しましょう。

ニッポンレンタカーは、犬の体が外に出ないケージならソフト・ハードを問わないと案内しています。この条件をトヨタレンタカーへそのまま移して考えず、形状に迷う場合は利用先に確認してください。

営業所へ伝える内容を先にそろえる

問い合わせでは「犬は乗れますか」だけでなく、次の情報をまとめると確認が進みます。体重や寸法をまだ測っていなければ、犬種から推測せず、測ってから伝えましょう。

営業所への確認メモ。利用日時と店舗、希望車種と人数・荷物、犬の体重、ケージの外寸3つと形状を伝える。車内の指定場所、シート、同意書、予防接種と必要書類の条件を確認する
利用者が伝える情報と、営業所から確認する条件を分けたメモです。必要書類は会社・店舗の案内を確かめます。

「○月○日に○店で借りたいです。犬は○kg、ケージの外寸は○cm・○cm・○cmです。この車種で同乗できますか」と具体的に尋ねます。店舗や車種を変更した場合も、以前の回答を流用せず確認し直してください。

同意書は、出発前に何を読む?

両社の同意書は、健康な犬・猫であることや、指定された予防接種が利用期間中に有効であることを条件にしています。接種の種類や証明書の持参要否は、公開書面だけで補わず営業所へ確認します。体調や接種について医療的な判断が必要なら、かかりつけの獣医師へ相談してください。

また、両社とも車内でケージから出すこと、車内での給水・給餌、時間の長短を問わず犬を車内に残すことを認めていません。給水や休憩が必要な場面を考えて、同意書に沿って移動できる計画かを予約前に確かめましょう。短時間の買い物だからと、犬だけを残す予定は立てないでください。

トヨタは店頭での署名、ニッポンは公式ページで署名済み書面の持参を案内しています。書面を事前に読み、分からない条件は出発前に確認します。記事の要約だけで同意せず、本人が利用時の書面を確認してください。

出典:トヨタレンタカーの同意書見本、ニッポンレンタカーの同意書PDF。

同乗料金を払えば、汚れや臭いの費用も含まれる?

同乗料金とは別です。トヨタの同意書は、著しい臭い・汚れ・破損などで通常の清掃・整備以外の対応が必要な場合の負担を定めています。ニッポンの同意書は、通常の清掃・整備等で次の利用者へ貸し出せない場合を定めています。いずれも清掃・修理等の実費に加え、営業補償の一部として20,000円(非課税)を支払う内容です。

この営業補償はNOC(ノン・オペレーションチャージ)と呼ばれます。犬を乗せるたびに一律で加算する料金ではありませんが、「同乗料金を払ったので追加負担はない」とも考えないでください。

費用の分け方。車のレンタル料金に加え、通常のペット同乗料金はトヨタ2,200円税込1回、ニッポン550円税込1貸渡し。著しい汚れや臭いなどで追加の対応が必要な場合は、別に清掃・修理等実費とNOC20,000円非課税が生じる
通常の同乗料金と、条件に当てはまった場合の費用を分けています。レンタル総額の見積もりや、追加負担の上限を示す図ではありません。

ペットの事故や病気も、両社の同意書では保険・補償制度の対象外とされています。補償オプションの名称だけで、犬に関する費用がすべて補償されるとは判断できません。気になる範囲は具体的に尋ね、書面で確認しましょう。

まず、利用したい店舗と車種を確認する

同乗料金が安くても、愛犬の大きさやケージ、借りたい営業所の車に合わなければ利用できません。まず犬・ケージ・利用日時をそろえて営業所に確認し、その条件でのレンタル総額や変更・取消し条件を比べましょう。

条件が合わなければ、別の営業所や移動手段も検討します。鉄道を使う場合は関東3社の犬の持込み条件、バスを使う場合は高速バスの会社・便ごとの条件を別に確認してください。レンタカーの規定は、それらへ引き継げません。

よくある質問

10kgを超える犬も同乗できる?

トヨタの今回確認した案内は10kg以下です。ニッポンは10kg程度までを目安とし、商業車などでは条件が異なる場合があるため営業所への問い合わせを案内しています。犬の体重とケージ寸法を伝え、個別の受入れ条件を確認してください。大きい車を予約するだけで同乗可能とは判断できません。

ケージを持っていない場合、借りられる?

ここで確認した2社の案内では、ケージは利用者が用意します。レンタルされる前提で予約せず、手配方法と適合条件を先に確認してください。

カーシェアでも同じ条件で犬を乗せてよい?

この記事は2社のレンタカーの案内です。同じブランドでも、カーシェアなど別サービスにこの条件を当てはめないでください。利用するサービスの現行規約を確認します。

出典・確認日・この記事の範囲

確認日:2026年10月4日。対象は国内の上記2社の公開案内です。すべての店舗・車両の空きや利用可否を保証するものではありません。利用時の公式案内・店舗の回答・同意書を確認してください。一般的な情報の整理であり、個別契約や獣医診療の代わりにはなりません。写真はAI生成イメージ、図は公式案内を基にしたPawlovの自作です。

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