純血種
コーイケルホンディエ
別名: コイケルホンディエ・コイケル
オランダ原産の中型の鳥猟犬。白地にオレンジレッドの斑と、耳先の黒い飾り毛「イヤリング」が特徴です。ふさふさの白い尾を振ってカモをおびき寄せる伝統猟で活躍してきた犬種で、陽気で友好的な性格とされます。
上記のサイズ・毛質・性格などは犬種の一般的な傾向の目安です。同じ犬種でも個体差があります。
概要
JKCの分類では8グループ(7グループ以外の鳥猟犬)。オランダの伝統的なカモ猟で、派手な尾を振りながらカモを罠(おとり場)へおびき寄せる独特の役割を担ってきた犬種で、自分でカモを狩ることはないとされます(JKC犬種紹介)。16世紀頃には既に猟犬として活躍していたとされますが、第二次世界大戦中に数が激減し、1942年にファン・ハーデンブルック・ファン・アンメルストル男爵夫人が再興を始め、1971年にオランダのケネルクラブで正式に公認されました(JKC犬種紹介・アニコム損保)。毛色はホワイトの地色に鮮明なオレンジレッドの明瞭な斑で、耳先のブラックの毛は「イヤリング」と呼ばれ非常に好ましいとされます(JKC・FCI犬種標準)。被毛は中程度の長さでわずかにウェーブがかかり、よく発達したアンダーコートを持つダブルコートです(FCI犬種標準・アニコム損保)。
基本データ(成犬の体重・体高の目安)
| 成犬の体重 | 9〜11kg (出典: アニコム損保 犬との暮らし大百科「コーイケルホンディエは珍しい?歴史や性格、特徴もあわせて解説!」(獣医師を含む犬百科編集部)) |
|---|---|
| 体高 | 38〜40cm (出典: 一般社団法人ジャパンケネルクラブ「犬種紹介 コーイケルホンディエ」) |
数値はあくまで一般的な目安で、個体差があります。詳しい出典はページ下部に記載しています。
性格の傾向
陽気で機敏、自信にあふれ、十分な忍耐力やスタミナもあるとされます。気立てがよく、用心深いもののうるさくはなく、忠実でおおらか、友好的とされます(JKC犬種紹介)。明るく活発で頭がよい一方、警戒心が強い一面もあるとされます(アニコム損保)。個体差があります。
お手入れ
少しウェーブのかかった長めの柔らかい毛で全身が覆われており、ブラッシングは週1〜2回程度、シャンプーは月1回程度が目安とされます(アニコム損保)。ダブルコートのため換毛期は抜け毛が増える点にも留意してください。
運動・体型管理
猟で働いてきたスタミナのある犬種のため、毎日の散歩でしっかり運動させることが推奨されます(アニコム損保)。賢い犬種とされるので、遊びやトレーニングで頭を使わせることも良いとされます。
体型が気になるときは、犬の肥満度チェック(BCS判定)で、肋骨・くびれ・お腹の観察から体型(BCS 1〜9)の目安を確認できます。
かかりやすいとされる病気・注意点
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遺伝病であるフォンビレブランド病(血が止まりにくくなる血液の疾患)が知られています
出血が止まりにくい・歯茎からの出血などに気づいたら、早めに獣医師へ相談してください。
出典: アニコム損保 犬との暮らし大百科「コーイケルホンディエは珍しい?歴史や性格、特徴もあわせて解説!」(獣医師を含む犬百科編集部)
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遺伝性壊死性脊髄症(ENM)と呼ばれる神経の疾患が知られています
後ろ足のふらつきなど歩き方の異変に気づいたら、早めに獣医師へ相談してください。
出典: アニコム損保 犬との暮らし大百科「コーイケルホンディエは珍しい?歴史や性格、特徴もあわせて解説!」(獣医師を含む犬百科編集部)
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垂れ耳のため外耳炎に気をつけたいとされます
耳をかゆがる・耳から匂いがするなどの様子があれば、早めに獣医師へ相談してください。
出典: アニコム損保 犬との暮らし大百科「コーイケルホンディエは珍しい?歴史や性格、特徴もあわせて解説!」(獣医師を含む犬百科編集部)
すべての個体に必ず起こるわけではありません。気になる症状があるときは自己判断せず、 早めにかかりつけの獣医師にご相談ください。
誤食が心配なときは
犬が食べてはいけない物を口にした・しそうなときは、犬が食べてはいけない物チェッカーで食材ごとの危険度(危険・注意・基本OK)と対応の目安を出典付きで確認できます。緊急時はためらわず かかりつけまたは救急対応の動物病院へ連絡してください。
食事・フード選びの目安
1日にあげるフードの量はいまの体重で決まります。フード給与量計算ツールに、愛犬の現在の体重を入力して目安を計算してください。 (コーイケルホンディエの参考体重は9〜11kg とされますが、あくまで目安で、実際の体重の代わりにはなりません)
サイズや生活スタイルに合うフードは、 ドッグフード図鑑 から成分・原材料つきで探せます。
愛犬の食事量をグラムで管理する
PR犬種の参考体重ではなく愛犬の現在の体重で給与量を計算し、毎日の量をグラムで確認します。
犬種の参考体重は、実際の体重や適正体型の代わりにはなりません。
よくある質問
- コーイケルホンディエの大きさはどのくらいですか?
- JKCの犬種標準では体高は牡40cm・牝38cmが理想とされます。体重はおよそ9〜11kgが目安とされます(アニコム損保)。個体差があります。
- コーイケルホンディエは日本では珍しい犬種ですか?
- 日本での飼育頭数は多くない犬種とされます。オランダ原産で、第二次世界大戦中に数が激減した歴史があり、1971年にオランダで正式公認された比較的新しい公認犬種です(JKC・アニコム損保)。
- コーイケルホンディエの「イヤリング」とは何ですか?
- 耳先に見られるブラックの飾り毛のことで、「イヤリング」と呼ばれ、犬種標準で非常に好ましい特徴とされています(JKC・FCI犬種標準)。
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出典
- 一般社団法人ジャパンケネルクラブ「犬種紹介 コーイケルホンディエ」 (取得日: 2026-07-20)
- アニコム損保 犬との暮らし大百科「コーイケルホンディエは珍しい?歴史や性格、特徴もあわせて解説!」(獣医師を含む犬百科編集部) (取得日: 2026-07-20)
- FCI(国際畜犬連盟)犬種標準 No.314「NEDERLANDSE KOOIKERHONDJE」(英語版) (取得日: 2026-07-20)
- 制作
- Pawlov編集部
- 最終更新
- 2026-07-20
本ページの内容は一般的な傾向の目安をまとめたもので、獣医療上の診断・助言に代わるものではありません。 性格・大きさ・健康傾向には個体差があります。愛犬の健康に不安があるときは、必ずかかりつけの 獣医師にご相談ください。